
住宅購入を考えているんだけど、何か知っていた方がいいことってある?

住宅購入の際に知っておきたいポイントはいくつかあるから紹介するね。
購入する住宅の種類
購入する住宅は、以下の2つ区分に分けられます。
・所有権住宅
・定期借地権住宅
所有権住宅
所有権住宅とは、建物を建てる土地に関して、購入者の持ち物となり、自由に使用や売買ができる土地のことを指します。購入後は、土地・建物それぞれに対して固定資産税がかかってきます。現在の不動産売買の主流はこの「所有権住宅」となっています。

所有権住宅を選ぶと、土地も自分のものにできるんだね!
定期借地権住宅
定期借地権住宅とは、建物を建てる土地に関して、地主から長期間の賃貸契約を締結し、その土地の上に建物を建てる権利を持っているという住宅になります。購入しても土地の固定資産税はかかりませんが、土地を借りているので、地代が発生します。最近増えてきた定期借地権住宅ですが、メリットとしては、所有権住宅に比べ数割程度安く購入することができます。

定期借地権住宅は、所有権住宅に比べ数割程度安く購入できます。
しかし、資産価値は所有権住宅に比べ低くなります。
住宅ローンの種類
住宅ローンの種類は、金融機関にある住宅ローン商品の他に次のようなものがあります。
・財形住宅融資
・フラット35(買取型)
・フラット35(借換え融資)
・フラット35S
財形住宅融資
財形住宅融資とは、財形貯蓄を利用している人が受けられる住宅ローンとなります。ただし、以下のような条件があります。
対象となる住宅 | 新築住宅…床面積70㎡(共同住宅は40㎡)以上280㎡以下 中古住宅…床面積40㎡以上280㎡以下 リフォーム…リフォーム後の住宅部分の床面積が40㎡以上 |
申込資格 | ・1年以上財形貯蓄に加入していること ・申込日前2年以内に財形貯蓄の預入があること ・申込日における残高が50万円以上 |
借入できる金額 | ・財形貯蓄残高の10倍以内かつ4,000万円以内 ・住宅購入金額の90%以内 |
金利 | ・5年固定金利 ・最初の5年間は申込受付時の金利が適用 |
その他 | 6年目以降の返済額見直しは直前返済額の1.5倍まで |
フラット35(買取型)
フラット35は、金融機関と住宅金融支援機構の提携により提供される住宅ローンです。そのうち、買取型とは金融機関が貸出した住宅ローン債権を住宅金融支援機構が買取るものです。

フラット35は鉄道でいう第3セクターみたいだね!笑
金融機関の住宅ローンと違う点を以下の表にまとめました。
申込資格 | ・原則的に申込時の年齢が70歳未満 ・年収における返済負担率が下記の基準を満たす人 年収400万円未満…30%以下 年収400万円以上…35%以下 |
借入できる金額 | ・100万円以上8,000万円以下 ・購入価格の100%以内 |
適用金利 | ・全期間固定金利 ・融資実行時の金利が適用される ・借入の期間や購入金額に対して融資の割合がどのくらいだったか により金利が異なる |
団体信用生命保険 | ・保険料は金利に含まれている ・加入しない場合には、適用金利ー0.2% |

このフラット35(買取型)は一番最初にマンションを
購入した時に利用したよ!
フラット35(借換え融資)
フラット35では、住宅ローンを借り換える際にも利用することができます。その際に利用するのが、フラット35(借換え融資)です。フラット35では、本人が所有かつ居住する住宅のみ融資が受けられますが、フラット35(借換え融資)では、セカンドハウスも対象となっています(賃貸に出しているものは不可)。
フラット35S
フラット35Sは、省エネ性や耐震性などに優れた住宅を購入する場合に借り入れることができるものです。フラット35の金利が一定期間優遇されます。
優遇される金利は以下の表のとおりです。
金利Aプラン | 【省エネ性】 ・認定低炭素住宅 ・一次エネルギー消費量等級5である ・性能向上計画認定住宅 【耐久性】 ・長期優良住宅 【耐震性】 ・耐震等級3級 【バリアフリー】 ・高齢者等配慮対策等級4以上 |
金利Bプラン | 【省エネ性】 ・断熱等性能等級4 ・一次エネルギー消費量等級4以上 【耐久性】 ・劣化対策等級3の住宅かつ維持管理対策等級2以上 【耐震性】 ・耐震等級2以上 ・免震建築物 【バリアフリー性】 ・高齢者等配慮対策等級3以上 |
優遇金利 | 【金利Aタイプ】 ・当初10年間…ー0.25% 【金利Bタイプ】 ・当初5年間…ー0.25% |

環境に配慮されてたりすると、一定期間金利が安くなるんだね!
火災保険について
火災保険とは、偶発的に起きた災害や事故によって、家屋や家財が損害を受けた際に補償してくれる保険です。補償内容は、大きく「家屋」と「家財」に分類されそれぞれに保険金額を設定できます。
ただし、地震による損害は補償されません。火災保険加入時に一緒に地震保険にも加入することができます。地震保険には加入しませんでした。その理由としてマンションの場合、専有部しか地震保険で補償してくれないことが挙げられます。

私は、地震保険には加入しませんでした。
マンションの場合には、専有部しか補償してくれないため、
割に合わないと思ったからです。
火災保険は、居住している地域や建物の築年数などによって保険料が異なってきます。そのため、一括見積もりなどを利用して自分自身にあった保険を探し出す必要があります。一括見積もりは、下記のバナーから行うことができますので是非活用ください。
まとめ

意外と考えなきゃいけないことがあるんだね!
自分自身でもしっかりと知識をつけないとだめだね!

そうだね!
知識があるのとないのでは、結構違ってくるから
ある程度のことは調べておくといいよ!
特に住宅の購入は大きい買い物だからね!。
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