【知ってる?】都道府県民共済の保障内容だけじゃ足りない!

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都道府県民共済って掛金が安くて最初に入る生命保険に最適じゃん!

鉄道系FP
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都道府県民共済だけに加入している人多いよね。

保障内容は十分なのか一緒に確認してみよう。

そもそも都道府県民共済とは?

都道府県民共済とは、どのような団体なのでしょうか。CMがよく流れているので、名前を耳にしたことがある人は多いと思います。全国共済のホームページによると以下のような説明があります。

都道府県民共済は、消費生活協同組合法(生協法)に基づく非営利の生活協同組合です。各都道府県の認可を受け、現在45都道府県で共済事業を営んでいます。なお、東京都は「都民共済」、京都・大阪府は「府民共済」、北海道は「道民共済」、神奈川県は「全国共済」、他は「県民共済」の名称で実施しています。

よくあるご質問:全国共済について|全国共済 https://www.zenkokukyosai.or.jp/faq/aboutus/category01/q13.html

非営利=利益を目的としていない組織ということがわかります。毎月の掛金の安さの秘密はここにあったんですね。また、毎年の決算で余剰金が発生した場合には掛金が戻ってくるのも嬉しいですね!

鉄道系FP
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非営利組織だから毎月の掛金が安いんだね!

都道府県民共済で加入できる共済の種類

  • 生命共済
  • 火災共済
  • 傷害保障型共済

以上が挙げられます。生命共済や傷害保障型共済は保障金額にはよりますが、毎月の掛金が1,000円〜4,000円とお得に加入できる共済となっています。

生命共済の種類

  • こども型
  • 総合保障型
  • 入院保障型
  • 総合保障型+入院保障型
  • 熟年型
  • 熟年入院型
  • 熟年型+熟年入院型

以上のような種類があります。今回は、こども型と総合保障型の保障内容について解説していきます。

こども型

こども型に加入できる年齢・保障される年齢は以下のようになっています。

申込できる年齢:0歳〜満17歳の健康なこども
保障年齢:0歳〜18歳

こども型には、以下の2つの掛金から選ぶことができます。

こども型(掛金1,000円)

主な保障

事由保障金額
入院(ケガ・病気)5,000円/日
通院(事故)2,000円/日
ガン診断50万円
手術2万〜20万円
先進医療1万〜150万円
後遺障害(交通事故)等級により
12万〜300万円
後遺障害(不慮の事故)等級により
8万〜200万円
死亡・重度傷害
(交通事故)
500万円
死亡・重度傷害
(不慮の事故)
400万円
死亡・重度傷害
(病気)
200万円
犯罪被害死亡200万円
契約者の死亡
(交通事故・不慮の事故)
500万円
契約者の死亡
(病気)
加入1年未満は除く
50万円
第三者への損害賠償1事故につき支払限度
100万円
参考:全国共済ホームページ

こども型(掛金2,000円)

主な保障

事由保障金額
入院(ケガ・病気)1万円/日
通院(事故)4,000円/日
ガン診断100万円
手術4万〜40万円
先進医療1万〜300万円
後遺障害(交通事故)等級により
24万〜600万円
後遺障害(不慮の事故)等級により
16万円〜400万円
死亡・重度傷害
(交通事故)
1,000万円
死亡・重度傷害
(不慮の事故)
800万円
死亡・重度傷害
(病気)
400万円
犯罪被害死亡400万円
契約者の死亡
(交通事故・不慮の事故)
1,000万円
契約者の死亡
(病気)
加入1年未満は除く
100万円
第三者への損害賠償1事故につき支払限度
200万円
参考:全国共済ホームページ

掛金により、支払われる金額が違いますが、こどもの保障としてはとても十分な内容だと思います

総合保障型

総合保障型に加入できる年齢・保障される年齢は以下のようになっています。

申込できる年齢:満18歳〜満64歳の健康な人
保証期間:18歳〜65歳

総合保障型には3つの掛金(1,000円・2,000円・4,000円)がありますが、今回は1番人気のある2,000円の掛金の保障内容を紹介します。

18歳〜60歳60歳〜65歳
入院(事故)5,000円/日5,000円/日
入院(病気)4,500円/日4,500円/日
通院(事故)1,500円/日1,500円/日
後遺障害(交通事故)等級により
26.4万〜660万円
等級により
20万〜500万円
後遺障害(不慮の事故)等級により
16万〜400万円
等級により
12万〜300万円
死亡・高度障害(交通事故)1,000万円700万円
死亡・高度障害(不慮の事故)800万円530万円
死亡・高度障害(病気)400万円230万円
参考:全国共済ホームページ

毎月の掛金が2,000円の場合、以上のような保険金が支払われますが、個人的には死亡保障が弱いと感じてしまいます。交通事故で死亡した場合は十分だとは思いますが、やはり病気により死亡してしまった場合の保障がいまいちです。家族を持っている場合には、他の生命保険との併用も視野に入れましょう。

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入院時の補償はこれでも大丈夫だろうけど、

死亡保険がやっぱり弱く感じてしまうよね。

病気で亡くなった場合の死亡保障が400万だと

家族が路頭に迷ってしまうよ。

最後に

いかがだったでしょうか。都道府県民共済の場合、交通事故による保障が手厚く、病気による保障が弱いと感じざるを得ません家族を持っている場合などは、都道府県民共済にプラスして定期保険などの生命保険に加入した方がよさそうです。万が一の時に、後悔しないような生命保険を選択したいですね。

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必要最小限の生命保険も記事で紹介しているよ。

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